木の温かみを消さずに守る|耐候性・防水性・防汚性を備えたプロトケアFCとは?
2026/10/01
木を使った建物や店舗には、他の素材にはない魅力があります。
木目の美しさ、手で触れたときの質感、空間全体に感じる温かみ。
マンションやビルのエントランス、店舗の外装、飲食店のカウンターやテーブルなど、木材を取り入れることで建物や店舗の印象は大きく変わります。
一方で、木材を使用するときに考えておきたいのが「その美しさをどう維持するか」です。
雨や紫外線にさらされる外部の木材だけでなく、室内でも水分や油、飲食物などによって汚れや変色が発生することがあります。
そこで今回ご紹介するのが、木質素材向けの浸透性造膜塗料「プロトケアFC」です。
弊社では、建物を所有する貸主様の木部の維持管理と、これから店舗をつくる借主様の内装工事、その両方で活用できる製品として注目しています。
木材の魅力は「木らしさ」にある
木材を保護するだけであれば、表面を強固な被膜で覆うという方法があります。
例えば、木材表面に保護層を形成するコーティング製品も以前から存在します。
水や汚れなどから木材を保護するという点では有効な方法ですが、保護の方法によっては木本来の手触りや質感が変化する場合があります。
しかし、そもそも建築や店舗内装で本物の木を使用するのはなぜでしょうか。
木目だけを再現するのであれば、木目調のシートや樹脂製品など、さまざまな建材があります。
それでも本物の木が選ばれるのは、
・自然な木目
・温かみのある色合い
・手で触れたときの質感
・一枚一枚異なる表情
・時間とともに変化する自然素材ならではの風合い
といった「木そのものの魅力」があるからです。
だからこそ、木材を保護するときにも、木らしさをできるだけ残すという考え方が重要になります。
プロトケアFCは「浸透性造膜塗料」
プロトケアFCは、木質素材向けの浸透性造膜塗料です。
木材の表面を単純に別の素材で覆うのではなく、木材に浸透しながら保護するという考え方が特徴です。
そのため、
「木の温かみや風合いを活かしたい」
「でも、水や汚れには強くしたい」
「屋外で使用する木部の耐候性も考えたい」
というニーズに応えることができます。
木材本来の特徴を活かしながら、耐候性・防水性・防汚性などを付加する。
これがプロトケアFCの大きな特徴です。
実際に施工した木材を見ても、ほとんど普通の木
弊社でも実際にプロトケアFCを塗布した木材を確認しました。
まず驚いたのが、見た目の自然さです。
木目や色合いがそのまま残っており、一見しただけでは何かを施工していることがほとんど分かりません。
触ったときにも木材らしい質感が残っています。
「木材を保護するために、木らしさを失ってしまう」
のではなく、
「木らしさを残したまま、木材を守る」
というところにプロトケアFCの面白さがあります。
水・醤油・油を使って実際に試してみました
弊社では、プロトケアFCを塗布した木材を使って簡単な塗布試験も行いました。
使用したのは、
「水・醤油・油」
です。
それぞれを木材表面に滴下し、すぐには拭き取らず、時間を置いてからティッシュで拭き取ってみました。
今回弊社で行った簡易試験では、いずれもきれいに拭き取ることができました。
特に油については、拭き取った後に実際に木材表面を手で触って確認しましたが、油分が残っているような感触もほとんどありませんでした。
もちろん、これは公的な性能試験ではなく、弊社が実際の使用場面を想定して行った簡易的な確認です。
しかし、店舗のカウンターやテーブルなどへの活用を考えるうえでは、非常に興味深い結果でした。
貸主様へ|建物の木部を「汚れてから直す」から「きれいなうちに守る」へ
マンション、アパート、ビル、店舗物件などでは、さまざまな場所に木質素材が使われています。
例えば、
・エントランス
・外壁
・軒天
・木製ルーバー
・木製建具
・共用部分
・ウッドデッキ
などです。
特に外部の木材は、雨や水分、紫外線などの影響を受け続けます。
完成時には非常に美しかった木部でも、時間の経過とともに色が変わったり、黒ずみやカビのように見える変色が目立ったりすることがあります。
建物のエントランスや外装は、入居希望者や来訪者が最初に目にする場所です。
木部の状態が悪くなれば、建物全体が実際の築年数以上に古く見えてしまうことも考えられます。
そこで重要になるのが「予防メンテナンス」です。
汚れや劣化が目立ってから大規模に補修するのではなく、きれいな状態のうちから木部を保護する。
プロトケアFCは、建物の美観を長期的に維持するための選択肢の一つとしてご提案できます。
店舗を出店する借主様へ|カウンターやテーブルにも
プロトケアFCは、建物所有者だけでなく、これから店舗を出店する借主様にもご提案できます。
特に木材を多く使用する店舗では、
・木製カウンター
・テーブル
・造作家具
・腰壁
・木製建具
・店舗入口
・ファサード
・外装木部
などへの活用が考えられます。
飲食店であれば、木製カウンターやテーブルには日常的に水や飲料、醤油、ソース、油などが付着する可能性があります。
本物の木を使ったカウンターは非常に魅力的ですが、営業開始後の汚れを心配して採用を迷うケースもあるでしょう。
プロトケアFCであれば、木の質感を活かしながら木部を保護するという考え方ができます。
「完成したときにきれい」だけではなく「きれいな状態を長く」
店舗内装工事では、どうしても完成時のデザインに目が向きがちです。
しかし、店舗は完成した日から毎日使われます。
飲食店ならカウンターやテーブルを何百人、何千人というお客様が利用することになります。
建物についても同様です。
新築時や改修直後の美しさだけでなく、
「5年後、10年後にどうなっているか」
まで考えることが、本当の意味での建物の維持管理につながります。
木材を採用するのであれば、木の魅力を活かしながら、できるだけ長く美しい状態を維持する。
プロトケアFCは、そのための新しい選択肢です。
木を「別の素材」にするのではなく、木のまま長く使う
木材には木材の良さがあります。
自然な木目、温かみ、触ったときの感触。
それらを求めて本物の木を採用したのであれば、その魅力をできるだけ残したまま長く使いたいものです。
プロトケアFCは、
「木材を完全に覆って守る」
という考え方とは少し異なります。
木材に浸透し、木の特性を活かしながら、耐候性・防水性・防汚性などを高めていく。
つまり、
「木らしさ」と「維持管理」を両立させる木材保護です。
弊社では、不動産の賃貸仲介だけでなく、建物管理や店舗内装工事にも携わっています。
建物の木部を長くきれいに維持したい貸主様。
木を活かした店舗づくりを検討されている借主様。
プロトケアFCを含め、完成後の維持管理まで考えた木部の仕上げをご提案いたします。
木部の汚れや変色、店舗内装での木材利用などでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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