外国人材5人・10人の社宅をまとめて探したい|複数戸の物件探しは早めの相談がおすすめ
2026/10/13
外国人技能実習生や特定技能外国人を受け入れる企業様から、複数人分の社宅探しについてご相談いただくことがあります。
「外国人社員5人を採用するので、1R・1Kを5戸探してほしい」
「10人の入国が決まったので、できれば同じマンションでまとめて借りたい」
「勤務先に通いやすい場所で、複数戸の社宅を確保したい」
このようなご相談です。
外国人材を1人採用する場合と、5人・10人をまとめて採用する場合では、社宅探しの進め方が大きく異なります。
特に、1人1室で社宅を用意する場合、5人なら5戸、10人なら10戸の物件を確保する必要があります。
希望するエリアや予算によっては、条件に合う物件を同時に複数戸確保することが難しい場合もあります。
弊社レジスタでは「外国人技能実習生賃貸ナビ」を運営し、外国人技能実習生・特定技能外国人などを受け入れる企業様の住まい探しをサポートしています。
今回は、外国人材5人・10人の社宅をまとめて探す際の注意点と、早めに不動産会社へ相談するメリットについて解説します。
1.外国人材5人・10人の社宅探しはなぜ難しい?
一般的な賃貸物件探しでは、希望する条件に合う物件を1戸探すことが基本です。
しかし、外国人材を5人・10人単位で採用する場合には、複数の物件を同時に確保しなければならないケースがあります。
例えば、次のような条件です。
- 外国籍の方が入居できる
- 技能実習生・特定技能外国人の入居が可能
- 法人契約が可能
- 勤務先まで30分以内
- 家賃は1戸7万円以内
- できれば同じマンション、または徒歩圏内
- 5戸または10戸を同じ時期に契約したい
これらすべての条件を満たす物件を探すことは、決して簡単ではありません。
特に、同じマンション内で複数戸を確保したい場合、希望する時期に必要な戸数が空いているとは限りません。
また、物件ごとに貸主様や管理会社、保証会社の審査条件が異なることもあります。
外国人材の複数戸の社宅探しでは、物件の数だけでなく、契約条件も含めて検討する必要があります。
2.最近は「1R・1Kを1人1室」というご相談も
以前の技能実習生向け住宅では、2DKや3DKなどの物件に複数人で入居するケースも多くありました。
現在でも複数人入居の需要はありますが、最近弊社が企業様からご相談を受ける中では、
「外国人社員にも1R・1Kを1人1室で用意したい」
というケースも見られるようになりました。
背景には、外国人社員のプライバシーや福利厚生を重視する企業様の考えがあります。
例えば、複数人で共同生活する場合、生活時間や習慣の違いからストレスが生じることも考えられます。
一方、1人1室であれば、各自がプライベートな時間を確保しやすくなります。
もちろん、1人1室にすることで住宅費の負担は大きくなります。
そのため、企業様の採用方針や予算に合わせて、適切な入居方法を検討することが重要です。
3.5人・10人の社宅は何戸必要?入居方法を比較
例えば、外国人材を5人または10人受け入れる場合、入居方法によって必要な物件数は変わります。
|
入居方法 |
5人の場合 |
10人の場合 |
|
1人1室 |
5戸 |
10戸 |
|
2人で1戸 |
3戸 |
5戸 |
|
3人で1戸 |
2戸 |
4戸 |
|
5人で1戸 |
1戸 |
2戸 |
※上記は必要戸数の単純な比較例です。実際には物件の広さ、間取り、貸主様の承諾、契約条件、適用される制度上の居室面積基準などを満たす必要があります。
例えば、10人の外国人材を採用する企業様が、全員に1R・1Kを用意する場合には10戸必要です。
一方、2人入居が可能な物件を5戸確保する方法も考えられます。
ただし、すべての賃貸物件で2人入居が認められるわけではありません。
「何人採用するか」だけでなく、「どのような住環境を用意するか」を早い段階で決めておくことが、社宅探しをスムーズに進めるポイントです。
4.同じマンションで5戸・10戸をまとめて借りられる?
企業様からご希望をいただくことが多い条件の一つが、
「できれば同じマンションでまとめて借りたい」
というものです。
同じマンションであれば、企業の担当者様にとっても入居者の管理や連絡がしやすくなるメリットがあります。
また、外国人社員同士が近くに住むことで、生活面で助け合いやすくなる場合もあります。
しかし、一般的な賃貸マンションでは、同時期に5戸・10戸の空室があるとは限りません。
仮に複数戸の空室があっても、外国人入居や法人契約の条件が合わないケースも考えられます。
そのため、弊社では必要に応じて、
同じマンション
↓
徒歩圏内の複数マンション
↓
同じ駅周辺
↓
同じ沿線の複数駅
というように、段階的に検索範囲を広げる方法もご提案しています。
最初から同じマンションに限定せず、複数の選択肢を持っておくことが重要です。
5.法人契約で複数戸を借りる場合の注意点
外国人材の社宅では、企業様が借主となる法人契約をご希望されるケースもあります。
法人契約の場合、会社が賃料を支払い、外国人社員が入居する形が一般的です。
ただし、法人契約だからといって、すべての物件で審査が通るわけではありません。
貸主様や管理会社、保証会社によって、審査に必要な書類や条件が異なります。
例えば、
- 会社概要
- 登記事項証明書
- 決算書
- 入居予定者の情報
- 在留資格や在留期間に関する情報
- 緊急連絡先
- 保証会社の利用条件
などの確認が必要になる場合があります。
また、法人契約であっても、実際に入居する方の人数や氏名などを確認する必要があります。
特に複数戸をまとめて契約する場合には、審査や契約手続きに時間がかかることもあります。
物件が見つかってから必要書類を集めるのではなく、事前に準備できる書類を確認しておくことをおすすめします。
6.5戸・10戸を借りる場合の社宅費用は?
複数戸をまとめて借りる場合、企業様にとって気になるのが住宅費です。
例えば、1R・1Kを1戸当たり月額7万円で借りるケースを考えてみましょう。
|
項目 |
5戸 |
10戸 |
|
1戸当たり月額賃料 |
7万円 |
7万円 |
|
月額賃料合計 |
35万円 |
70万円 |
|
年間賃料合計 |
420万円 |
840万円 |
※管理費・共益費、駐車場代、光熱費、更新料などは含んでいません。
さらに、契約時には敷金・礼金・仲介手数料・保証会社費用・火災保険料などの初期費用が発生する場合があります。
仮に初期費用を賃料の4か月分とすると、
5戸の場合:約140万円
10戸の場合:約280万円
となります。
※上記は費用感を把握するための仮定に基づく試算です。実際の初期費用は物件ごとに異なります。
また、家具家電を企業様が用意する場合には、別途費用が必要です。
1人1室を希望する場合には、家賃だけでなく、初期費用や家具家電の準備費用も含めて検討することが重要です。
7.東京都内で10戸探すのが難しい場合は?
外国人材の勤務先が東京都内にある場合、社宅も東京都内で探そうと考える企業様が多いかもしれません。
しかし、希望する家賃や物件数によっては、東京都内だけでは条件に合う物件が見つからないこともあります。
そのような場合には、埼玉県・千葉県・神奈川県まで検索範囲を広げることで、選択肢が増える可能性があります。
例えば、東京都内の勤務先でも、鉄道路線によっては隣接県から通勤しやすいケースがあります。
ただし、家賃が安いという理由だけでエリアを決めることはおすすめしません。
毎日の通勤時間や交通費、周辺の買い物環境なども考慮する必要があります。
弊社では東京都および東京寄りの埼玉県・千葉県・神奈川県を中心に、企業様の勤務地や予算に合わせた社宅探しをサポートしています。
8.複数戸の社宅探しはいつから相談するべき?
外国人材を5人・10人単位で受け入れる場合には、入居予定日の2~3か月前、条件によってはそれ以上前からのご相談をおすすめしています。
特に、
- 同じマンションで複数戸を確保したい
- 1R・1Kを10戸探したい
- 希望エリアが限定されている
- 家賃予算に上限がある
- 年末年始や賃貸繁忙期に入居予定
といった場合には、早めの準備が重要です。
ただし、相談を始めたからといって、すぐに賃貸借契約を締結する必要はありません。
一般的な賃貸物件は長期間の取り置きが難しく、契約時期によっては入居前から賃料が発生する場合もあります。
そのため、早期相談と実際の契約時期は分けて考えることが重要です。
まずは採用予定人数や勤務地、予算などを共有していただき、具体的な物件探しを始めるタイミングを相談しましょう。
9.2027年4月の育成就労制度開始も見据えて
2027年4月1日からは、技能実習制度に代わる育成就労制度がスタートする予定です。
今後、育成就労制度による外国人材の受け入れを検討している企業様にとっても、住環境の準備は重要な課題になります。
外国人材を採用する企業様には、単に住む場所を確保するだけでなく、安心して生活できる環境を整えるという視点も求められます。
最近、弊社がご相談を受ける中でも、外国人社員のプライバシーや福利厚生を重視する企業様が見られるようになりました。
もちろん、1人1室がすべての企業様に適しているわけではありません。
複数人入居が適している場合もあります。
重要なのは、企業様の採用方針や予算、外国人材の生活環境などを踏まえて、適切な住まいを検討することです。
10.追加採用や継続的な社宅探しもお任せください
弊社では2026年9月、以前「外国人技能実習生賃貸ナビ」へお問い合わせいただいた複数の法人様から、再び物件探しについてご連絡をいただきました。
上場企業から中小企業まで、企業規模はさまざまです。
外国人材の採用は、一度で終わるとは限りません。
今年5人を採用し、来年さらに5人を採用する。
別の事業所でも外国人材を受け入れる。
このように、継続的に社宅が必要になる企業様もいらっしゃいます。
弊社では、初めて外国人材を受け入れる企業様だけでなく、追加採用や新たな事業所での受け入れを予定している企業様の社宅探しもサポートしています。
外国人材の住まい探しで困ったときに、継続して相談していただける不動産会社でありたい。
そのような思いで日々取り組んでいます。
まとめ|外国人材5人・10人の社宅探しは早めの相談が重要
外国人材を5人・10人単位で受け入れる場合、1人分の社宅探しとは異なる準備が必要になります。
特に、1R・1Kを1人1室で用意する場合には、複数戸を同時に確保する必要があります。
同じマンションや徒歩圏内でまとめて借りたい場合には、希望するタイミングで条件に合う物件が見つかるとは限りません。
そのため、採用人数や勤務地が見えてきた段階で、早めに不動産会社へ相談することをおすすめします。
一都三県の外国人材の社宅探しならレジスタへ
弊社レジスタ合同会社では、「外国人技能実習生賃貸ナビ」を通じて、外国人技能実習生・特定技能外国人などを受け入れる企業様の住まい探しをサポートしています。
東京都および東京寄りの埼玉県・千葉県・神奈川県を中心に、次のようなご相談を承っています。
- 1R・1Kを5戸・10戸まとめて探したい
- 同じマンションや徒歩圏内で複数戸を確保したい
- 外国人材の法人契約・社宅契約を相談したい
- 1人1室と複数人入居を比較したい
- 戸建住宅や社員寮を探したい
- 勤務先まで通勤しやすいエリアを提案してほしい
- 年明けや来春の採用に向けて早めに相談したい
採用人数や入国日が確定していない段階でも構いません。
外国人材の住まい探しの「駆け込み寺」として、レジスタ合同会社をご活用ください。
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